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  • お神輿わっしょい。

    お神輿わっしょい。

    田舎の夏のイベントと言えばお祭り。先週末、昨年に続き2回目のお神輿を担いできました。

    ニュータウン育ちのronronはお祭りといえば出店に行くくらいしかイメージがなく、移住してからお神輿を背負うお祭りを初体験。それは新しい世界でした。

    数週間前に道路脇の草刈りから始まる祭りの準備は、お神輿の飾り、幟旗の準備、おかりや(神輿の中継地点)の準備、灯籠や提灯の飾り、出店設営など暑い中で地域の大人が一丸となって準備を進める。

    そして当日。祭りの衣装に着替えて集合。神主さんが神輿に神様を乗せると、そこからお神輿が始まる。

    まずビックリするのは肩への衝撃。見ていた時は、まぁこんだけ人がいるんだから大したこと無いんだろうと思っていたが大間違い。太い木の柱がガンガン肩にあたる。周りの人たちとリズムを合わせた足運びができないと、1人にかかるダメージは半端ない。

    しかも地域の高齢化も進んで昔よりも担ぎ手の人数が減っているそうなので尚更だ。

    もう1つの発見は、神輿はハイになってナンボということ。

    うちの神輿は5区間あるのだが、1区間終わるごとに休憩所(おかりや)で酒を飲む。真夏に大汗をかくのでビールが美味しい。つまみもいっぱい出てくる。そして合図の拍子が鳴ると神輿が再開。また重さと方の痛みに耐えて次の休憩所に着くと、またお酒を勧められて飲む。また神輿を背負う。。

    真夏に激しい運動をした後に酒を流し込み、また運動して・・と繰り返すとだんだんハイになってきて、辛いけど楽しくなってきちゃう。

    そうか、お祭りってこういうことだったのか!

    なんかわからないが、原始的な本能が呼び覚まされる非日常体験。

    仕事でトラブルが発生してお祭り状態とか言うけど、大変すぎてハイになっちゃう、ってことか。と、変に納得。

    そんな中で学んだお神輿を担ぐときのコツはこちら。

    1)膝を柔らかく曲げた状態を保って、周りとリズムをあわせて衝撃を吸収する。上述のように、1人で衝撃をまともに受けると肩が死にます。

    2)真面目に担ぐ人の近くのポジションにつく。酔っぱらって途中でいなくなっちゃうようなオジサンの近くはダメ。まじで身の危険を感じます。

    3)お酒、飲みすぎない。大汗かくのでついつい飲んでしまいますが、これ、熱中症になります。ちゃんとお水も飲みましょう。

    準備大変、肩がつらい、翌日全身筋肉痛、でも楽しい!

    来年も背負うぞ。

  • 週末のおしごと

    週末のおしごと

    田舎に住んでいると週末も色々と仕事がある

    畑の手入れ、庭木の剪定、庭の草刈り、DIY、地域の草刈り、薪活動。。

    田舎は自然との戦いである。特に6月くらいから夏の間は、ちょっと油断しているとすぐに草がボーボー。気がつけば毛虫が大発生。こっそり蜂の巣が作られる。などの事件もおきるので初期対応が重要。

    移住前に「田舎はのんびりしているって言うけど、実際は忙しいよ!」とアドバイスされたのは本当にそうだなぁと思う。

    老後は田舎にのんびりしたい、とよく聞くけれど、それなら体力のあるうちに移住した方がおすすめ。いろいろと試したり、自分なりのライフスタイルを作るのもそれなりに時間がかかる。体が動かせるうちに地域でいろいろ貢献しておかないと、そのコミュニティに馴染むのも難しくなってしまうかもしれない。

    こんなことを書くと、週末も忙しくて大変ね。と言われそうだけど、それも普段はパソコンに向かい合っている仕事をしている自分にとっては野良仕事は楽しみなのである。自然の中で体を動かすことは気分転換になるし、リフレッシュできる。本当に仕事のことを忘れて別の仕事をしている。

    薪割りなんかは、今冬の暖房費を稼いでいるという意味では副業みたいなもの。

    健康的でスポーツジムいらず。

    田舎のおじいちゃん、おばあちゃんが元気なのは日々の生活に体を動かすことが組み込まれているからなだろうなあ。